すっかり遅くなってしまったが、9月8日から1週間ほど、ルクセンブルグへNoBさん、アニメ作画監督の井上さんと一緒に行ってきた。「Tsme fan days」というのは、ルクセンブルグのフィギュア制作会社、Tsume社のイベントで、その会社のファンの方たちと年に一度の感謝パーティーイベントで、毎年、フランス、ルクセンブルグからたくさんのTumeフィギュアファンの人たちが集まってきているとのこと。
さて、空港に降りたら、車で40分ほどかけてホテルへ向かうんだけれど、空気のきれいな森の中を走り抜けると、壮大なワイン畑が広がります。

ムゼル川というおおきな川をまたいで、ドイツとルクセンブルグの国境があり、ドイツに入ったりフランスに入ったり、国土が小さいのでいろんな国を行き来するドライブが楽しめる。

各国すぐとなりの国なのに国境を越えると、すこしずつ家や街の風景が顕著に変わっていくのがとてもおもしろい。距離感的には世田谷区から二子玉川を越えて川崎市に行くくらいの勢いでね。変わっていく。
翌日には、トゥーリアというドイツ最古の街を訪れた。ここは古代ローマ帝国のおもかげが残っているめずらしい街とのこと。

写真はポルタニグラという門。この街は当時高い城壁で囲まれていたらしく、テルマエロマエが何か所かで観られた。ちょっと以前にはコロッセオもちゃんとあったそうで。古代ローマの遺跡がドイツにあるというのが何とも不思議だけれども。距離的にはそんなに遠くはないのかな。

ガイドさんの説明をきけばきくほどに進撃なメロディーが頭の中をグルグル回っていた。
もうひとつこの街で有名なのは、カールマルクスの生地であるということ。この通りにその場所がまだ残っていた。

ここでは書ききれないんだけど、いろんなところにプロテスタントとユダヤ教との長い対立の爪痕が残っていて、大きな流れで歴史を考えさせられる場所です。
でもって正面に見えてきたのは、トゥリーア大聖堂。この教会のめずらしいところは、ロマネスク様式の建物なんだけど、となりにゴシック様式の建物がくっついていて、そんなものは学校でも習ってないな。

これは裏側から撮ったので、左がゴシック。教会もまた国というか場所によって特徴が全然ちがうし、なによりもどこから見ても荘厳で美しいなー。

というわけでこんな感じです。
というわけで今日はこのへんで。。
久々に気合入れてブログ描いていたら、途中で消えちゃったりしてたいへーん!